2018年1月10日水曜日

【健康を見つけた方々】ご主人の腰痛治療からはじまり、家族の健康管理へ

ご主人は53歳の会社員、腰痛や頸痛のため、名古屋の伊藤彰洋DCのご紹介で来院。仕事上の疲労から背筋のかたく緊張していることが問題でした。身体呼吸療法では身体の奥深く息づく呼吸(律動性)を引き出し、身心を弛めます。月になんどか健康維持のためにいらしてます。
高校生の息子さんを連れてきました。朝起きられず登校困難になっているということでした。起立性低血圧のような調節障害のように思われましたので、機能神経学的に小脳機能のバランスをとることを試みました。お兄さんからの良いアドバイス(刺激)もあり、1ヶ月ほどで朝の登校ができるようになりました。
忘れていたのですが、私に足を鍛えるような運動を勧められたということで、陸上部に入って競技に励み県大会へ出るほどになっていることをお母さんが報告してくれました。なにげないアドバイスが思いがけない力になっていました。
あるとき、お母さんがめまいを訴えてご主人に付き添われて来ました。もともとメニエール症候があったとのこと。このときは眼振もなく、めまい感におそわれていました。いろいろな不定愁訴があり、頭の圧迫感、くびの違和感、息苦しさ、動悸、耳鳴りなどいろいろでした。数ヶ月前には顔面神経麻痺で治療を受けていたとのことでしたが、右顎関節での噛みしめが強く、首の付け根の上頸部に重くしめつけられる状況が続いていました。身心を弛める身体呼吸と、匂いの刺激を使い機能神経学的に脳のバランスを整えることですっかり元気になりました。


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ご挨拶|身体呼吸道とは

1978年ころアメリカで頭蓋療法Craniopathyに関心をもってから、それ以来ずっと身体の息吹ともいえる身体内部の圧変動を感じるままに探求してきました。その過程で、日本人的な感性からハラ呼吸を意識するようになり、能の息遣い、居合のハラの据え方などを習いながら、ハラ呼吸のメカニ...